SECTION 01
学生時代から培われてきたプレゼン力は
確実にアップしていることを実感
学生時代は材料工学を学び、研究室ではガラス・セラミックスについての研究を行っていました。卒業後もモノづくりに何かしらで関わっていきたいと考えていたところ、材料系を専攻している人材を具体的に求めていたのがロブテックスでした。将来のビジョンが何となく見えた気がして応募することにしたのですが、入社数日後に材料系の研究部門がなくなったと聞かされ、当時は愕然としたのを覚えています。でも、モノづくりに関わりたいという意向に変わりはありませんでしたので、技術開発職で頑張っていく決意をしました。現在、材料系の知識が全く使えていないのか、というと、もちろんそんなことはないですが、10年以上働いてきた今、大学で学んだ知識がそのまま活かせる機会のある人は社会ではほんのひと握り程度だということも分かりました。その代わり私の場合は、学生時代より培われてきたプレゼンテーションスキルは社会人になってから確実にアップしており、学んだ知識の全部とは言えないですが、何らかのカタチで学生時代の経験が大いに役立っていると実感しています。
SECTION 02
うまくコトが運んだ時の
やりがいが大きい仕事
実際に設計に入る前に約1年間かけてしっかりと研修を受けました。中でも工作研修では、自分で機械を使って工作できることはもちろん、工程順序やつくりやすさなど設計図面を作成する上でとても重要なことを学びました。図面の書き方も、このようなものをつくるためにはこういう寸法も必要だ、とか、基準がどこだとかそういう細かな点を理解することで、わかりやすい(工作しやすい)図面の特徴についてもより深く理解できるようになりました。研修後、さまざまな設計開発業務を経て、現在は、開発職の中でも商品の始まりから終わりまでを管轄する商品企画の部署で仕事をしていますが、幅広い知識に加え、人との折衝能力も非常に重要になってきます。さまざまな状況や意見があるので自分の思い通りにいかないことも多いですが、その分、それらをまとめ上げて、自分が企画した商品が市場に出たり、自分の意見や提案が採用されて物事が進んだ時には、非常にやりがいを感じています。

SECTION 03
フレックスタイム制度が導入され、
小さな子どもの不測の事態にも柔軟に対応
私自身、現在は3児の母ですが、産休・育休・時短制度を活用して仕事に復帰しています。初めの出産の時は今のように制度も充実していなかったのですが、子どもの発熱など急なお休みや早退時には部署内の上司やメンバーが手厚いフォローをしてくださったおかげで仕事をつづけることができました。今は、フレックスタイム制度が導入され、小さな子どもの不測の事態にもある程度柔軟に対応できるようになっています。今期より管理職に昇進したのですが、今まで後輩の育成に取り組んだことがありませんでしたので、日々、試行錯誤を繰り返しているところです。自分の性格的にあまり仕事を任せられるタイプじゃないのかな、と感じていますので、今は小さな仕事でも意識して任せるように心がけています。共に成長していくことがこれからの目標です。

オフタイムの過ごし方
今は子育てが中心の生活で、休日は疲れ切っている感じですね。でも、子育てが一段落したら、自分の時間をもっと持ちたいと考えています。前々から、やりたいなと思っていることが「日本の最高地点と最低地点の場所の制覇」です。最高地点は富士山、最低地点は与那国島の海底遺跡だと思っており、特に海底遺跡には、過去に取得したスキューバダイビングのライセンスを活かして潜りたいと考えています。時間的な余裕ができたら早く制覇したいですね。

ある一日のスケジュール
(フレックスタイム制度を利用)
- 8:30
- 出社
- 8:30~9:15
- メールチェック
- 9:15~10:00
- ミーティング(社内プレゼン)
- 10:00~11:00
- 社内業務(利益計算やプレゼン資料作成)
- 11:00~12:00
- 来客
- 12:00~13:00
- 昼食
- 13:00~15:00
- 会議
- 15:00~17:00
- 社内業務(開発資料作成)
- 17:10
- 退社
MESSAGE
就活生へのメッセージ
学生時代は、学校で勉強することだけじゃなく、アルバイトであれサークル活動であれ、色々なことを経験すると思いますが、それらは全部、社会人になってからどこかで必ず役に立ちます。幅広い経験ができるように、学生時代には色々なことに取り組んで欲しいと思います。失敗も成功も含めて、やりたいことは時間があるうちにやっておいた方が良いと思います。これは主人とも常々話していることですが、一緒に働きたいなと思う人は、取り組む分野に興味があり、そして基本的なことですが、きちんと挨拶ができ、分からないところは分からないと発言できる人、これに尽きると思います。工具に興味がある人、モノづくりに興味がある人に、ぜひ、応募していただきたいと思います。
